和wizもとい迷宮街クロニクル

 書籍版もいいなあ。
 こんばんわ森崎です。


 ウィザードリィ? 何のことか分からないなあ。(大人の建前)


 という訳でweb版を読み、自費出版本を買い、そして今書籍化、というか2巻を読み終わった訳ですが。GA文庫のジャンル的に仕方ないんだけど、この表紙であの内容はある意味、アレだと思うの、1巻から思っては居たけど。
 ああ、でも最近は絵柄がやわらかくてもハードな内容なのは受け入れられてるのかなあ……。
 もう伊藤悠さんとかが全10巻くらいでもっかい漫画化してくれないだろうか……。


 そして結局好きなシーンと言われると、翠⑩でしょうか。
 あの場の常盤と葵の表情を思い浮かべると同情しか出来ないというかなんというか。
 で、なんでそんなシーンが好きなんだと言われると、もう性分としかいえない訳で。
 あ、でも常盤は[ネタバレにつき検閲]で葵の[ネタバレにつき検閲]をすると思うとやっぱり恵まれてると思うので死ねばいいと思います、って言うとあの街本当に死ぬから、やっぱり死ななくて良いと思います。多分あの2人、きっと長続きしないし?


 で、2巻。橋本さん以上の強キャラ(チート気味)だったあの人が弱体化してました。それだけなら、単にそこでの橋本さんのエピソードに続く話になったのですがあの人の弱体化はもう一つの話につながるんじゃないかと。
 真壁のあの大乱戦の中でのエピソードです。
 ここまでも、注釈やキャラをより深く掘り下げるという形で色々と丁寧になっている現状、けれど話そのものに大きな改変は起きていません。
 けれど、彼の弱体化はちょっと理由が変わって来る気がします。つまり、あの時のあのパーティーの話が変わって来る!?
 なんて期待しつつ、そんなことはないのかなあと肩透かしを食らう予感もしながら最終巻を待とうと思います。
 3巻で終わりかー。最後の一週間、あのままなのかなー。



 あ、この小説、webで読めるは読めるんですけど(と思っていたら読めなくなってる様子?)修正と加筆の仕方がすごく丁寧なので、興味を持った方はやっぱり文庫版を読むことをお勧めします。


 あとあと、布地を2枚重ねたのを踏んだ真壁がいつかの漫画版のようにファンブル振らなくて良かったと1巻読んでて思ったのは秘密です。


 あと内藤――(ここで今日の日記は終わっている)

迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫)

迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫)